先週は私が副科ピアノを教えている作曲の学生2人の作品を聴くため、県芸作曲科作品試演会へ。
彼らの課題は弦楽四重奏。
コミカルな音使いや息使い、フレージング、和音のボイシング、テクスチュアや音の散りばめ方、楽器の使い方、2人ともそれぞれの個性と強烈な世界観を持っており才能を感じました。天才。
演奏もそうですが、作曲って作り手がどんな事に面白さを感じるのか、何を美しく思うのかなど、感性や内面がダイレクトに透けて出てくる気がします。なので実際に人となりを知っていて、且つ今現在生きている(古い昔の作曲科ではないという意味での)人が作った曲を生で聴く事はなかなか興味深いです。
こんな意外な面もあるのか、あー〇〇さんっぽいよな、とか。発見だらけ。
また来年。
